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古書のある部屋#11(葛飾北斎:富嶽三十六景 木版画)

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富士山の魅力たっぷり

日本人では知らない人がいないぐらい世界に誇れ、世界の著名な画家たちからも愛された江戸時代の浮世絵師。 その代表作がこの富嶽三十六景四十六図。

いままでの浮世絵が役者絵や美人絵だったのに対して、風景画という新たなジャンルを切り開いた人でもある。

実はこの発売年には、30代の広重も風景画を出しているが全く売れなかった。70代の北斎の方が斬新で革命的であったのである。しかしながら2年後に東海道五拾三次でリベンジを果たすというさすがの巨匠。

木版画は色の発色と再現性が非常に高く味わい深い色味を示してくれるので見てて飽きないぐらい好きだが、富士山が好きな人にはたまらない構図になっているので大満足な版画集である。

title:富嶽三十六景 木版画 復刻 / 葛飾北斎 / 悠々洞出版
release:1965年