謎の多い写楽作品。
わずか10ヵ月しか活動しておらず、その後も何をしたかも謎という不思議な人で、実は歌麿なんじゃないかなど噂が多々出たりと実力に加えて謎めいたところも人気。
当時は絵の範囲を狭める大首絵は役者の場面状況が伝わりずらいと言われていたが、大首絵を得意としていた写楽は逆手にとり、顔の各部を象徴的にデフォルメして特徴的なニュアンスを手に演出するなど際立つ個性をつくりだしていった。
贔屓の役者の表情や遊女の美貌をもっと間近で見たいという欲求に答えるためにつくられたとも言われており、現代のブロマイドの先駆けをつくってたようです。
写楽作品は多くが海外に流出してしまってるのが残念。。
title:役者絵 木版画 / 東洲斎写楽 /
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