Client:佐渡市役所(https://www.city.sado.niigata.jp)
Support:佐渡文化財団(https://www.sado-bunka.or.jp)
佐渡芸能伝承機構(http://sadomaturi.grupo.jp)
他多数の事業者の皆さま、地域の皆さま
佐渡市役所さんからトコナツ歩兵団の地域活性のセミナーをやって欲しいとの話を頂き、団長と共に佐渡島に行くことになり、セミナーというなのワークショップを終えたところ、佐渡でも珍しい大雪に直撃し、帰れなくなり島に閉じ込められることに。。
これが佐渡島のスタートだ。 しかしながら70名程の事業者さんを集めてくれた佐渡市さんのやる気を感じた佐渡旅となった。
島から出る手段がなくなることってあるんだという島の特性を感じながら、しばらくは行かないなと思っていたところ、市の熱い方(Kさんとしておこう)より連絡があり、事業者さん達がまだ物足りないと言っていると。アンケートでも評価がすごく良かったらしく、これを形にする実践編をやって欲しいとの声がかなりあがっているとのことであった。
ただのコンサルでなく、出口として形にするところまで本気でいくのなら手伝いますとのことで突きつけたところ、行くとのことであった為、プログラムが動きだした。
今回のミッションとしては、
1)企画手法を学び自社の事業に活かすこと
2)事業者間のネットワークをつくること
3)事業者間連携で最低5つの商品をつくってみること
であった。
行政と事業者の間には溝があるなと言葉の節々から感じるわけだが、立場は違うにしても地域課題の大きな部分は一緒のはずなので、行政と事業者が一緒に取組める仕組みをつくろうとの話を佐渡市さんと何度もおこない、「入口の商品づくり」「出口の場づくり」「回す組織づくり」を考え実践に移していくことに。
産業テーマとして、他にも色々なテーマはあがっていたが、佐渡の食レベルは他に比べても高いコンテンツということで、それを異業種連携の化学変化で、より高い次元で勝負しようとのことでお題が決まることとなる。
ワークショップ実践編ということで、企画脳をフルに使うことを毎回やることに。
企画手法を学び、他地域の事例も聞き、アイディア出しのグループワークをし、書き出し、発表し、またチームを変えてこの作業を繰り返す。
普段使わない脳をフルに使い、そこに普段見ない人たちの思考も加わり、頭の中は情報量の多さでおそらくカオス状態。 チームで考えることの楽しさと大変さ、世代を超えた色々な感覚を学ぶことなど新たな発見と感じるか面倒臭いと感じるか。
時代は変化するもの。人も信念は持ちながらも変化する必要がある。毎回過酷なワークショップになったかと思うが、結果として100以上の事業者さんが参加して頂き、佐渡の軸をつくり、商品起案を出し、人気投票をするところまで来た。
第1弾で取り扱いアイテムについての人気投票をおこない商品が決まる。
実際に人気投票で選ばれたアイテムを形にできる事業者さんも巻き込み、いよいよ商品づくりへと舞台は移っていく。
果たして商品はできるのであろうか… vol.2へ続く