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みかん箱を編集してみる(島田/静岡)

モノづくり

ダンボールでみかん箱をつくる

今まで県内ではあまり流通しなかった光センサーなども使い品質基準をクリアしている共販品の大井川の美味しい果物を新しくできる体験型フードパーク”KADODE OOIGAWA”にも置きたいということから、自分で買っても嬉しいし、誰かに送っても受け取った人が嬉しい気持ちになるようなパッケージを作りたいということで、企画がスタートしました。

既存の共販みかん箱

既存のみかん箱は当然ながら魅力はないのですが、この見慣れたカタチ・サイズ感をベースにしてデザインの印象を変えることで、JAの方々やお客様に見慣れたものとのギャップを生み出せないかと考え、共販品のダンボールをベースにデザインを進めていくこととしました。

試作製作開始

今回の体験型フードパーク”KADODE OOIGAWA”には、力強さやアートっぽさを随所に盛り込んでいますが、マルシェエリアの農産物は日常のお客様も多く訪れて目にするので、ちょっとトーンを変えて、”食べたくなる”・”美味しそう”と思えるような、ちょっと誰かにもあげたくなるようなデザインにすることとしました。
イラストレーターには、トラベルイラストレーターとして人気のある”高原 泉”さんにお願いをすることを決めていましたが、水彩画の方なので、これをダンボールに印刷をできるのか、ダンボール会社を探す旅に出る訳ですが、いくつかの会社を経て何とか実現できそうな会社を見つけることが出来ました。

・茶ベースなのか白ベースなのか。
・厚みはみかんの重みに耐えるのか。重ねた際に耐えられるのか。
・1個あたりの金額も抑えたい。
・印刷の色味は大丈夫なのか。
・納期は大丈夫なのか。
など色々な調整をしながらサンプルをつくってもらうことに。

仮デザインでのサンプルと既存みかん箱

イラスト製作開始

仮デザインでのサンプルでイメージを確認しつつ、イラストレーター”高原 泉”さんには、できる限り大井川みかんのイメージが湧くように、KADODEのマルシェチームのご協力もあり、みかん農家さんの元へ行って頂き、枝ごとみかんを採ってもらい送ってもらうことに!
*この忙しい中のファインプレーもあり素敵なイラストに繋がることに

農家さん直送の枝ごとみかんをGET!

大井川みかんの特徴を汲んで頂き、手に取りたくなるようなイラストを早速描いてもらいました!

IZUMI TAKAHARAさんの原画

みかんダンボール完成!

みかんダンボールイラストも完成して、色校正もドタバタの中でチェックをおこない、無事に現場に納品されることに。
今までの売り場には無い目玉の華が1つできあがりました!
このデザイン自体が、今後はここ以外の場所でも”大井川のみかん”として
素敵な場所に展開していくといいなと妄想は広がります♪

普通のダンボールとは思えないデザイン
業務用として対応できる表示
そのままお届けできるダンボール

早速ご年配の方から宅急便で送れますかとのお問い合わせもあり、現地から発送して頂けました。受け取られた方の感想も早く聞いてみたいです♪

発送される、みかんダンボール

季節を通した旬の大井川果物・野菜シリーズをこれからつくっていきたいと思います♪

art direction / モノ編集舎
design / 乗上 拓摩(brg)
illustration / 高原 泉